【歌が上手い人はカラオケが下手】歌上手がカラオケで90点以上でない理由

コラム

はい!!いらっしゃい!!歌ウマstreet『歌スト』へようこそ!!

今日はこの街路で少し興味深い、男子高校生同士の会話が聞こえてきました。

男子高校生A
男子高校生A

なぁお前ってさ、めちゃくちゃ歌上手いじゃん?聞いてて気持ちいいくらい。でもなんでカラオケの採点ゲームでは90点以上取れないんだろうね?

男子高校生B
男子高校生B

おいおい。いきなり痛いこというなよな〜。確かに、人より歌はうまい自負はしてるけど。俺もいつかは90点以上出したいよ…なんでなんだろうな。

その疑問、すごくわかります。僕も学生時代、友人と狂ったようにカラオケに行っては採点ゲームで遊んでいました。

友人は歌がすごく上手くて聞き入ってしまう歌声を持っています。

その友人が歌い終わった後、「これはもうバッチリな歌だった!!流石に90点越えでしょう!」と友人たちと話しながら採点を待ち望んでいました。

そして出た採点結果に「えっ」とみんなでぼう然としてしまいました。

点数は87点となんとも言えない普通の点数。あんなに自信満々だったのに、その場にいた全員の時が止まってしまいました…

なぜ、歌が上手い人であってもカラオケで点数が取れないのか。それは

歌が上手い≠カラオケが上手い

だからです。

今回は、歌が上手いのにカラオケで高得点が出ない理由を、カラオケで高得点をとるために必要なポイントと合わせてご紹介します。

採点機械に気に入られる歌い方をすることで高得点を狙えるよになりますよ。

僕も点数を取る意識を持ってカラオケで歌うようにしたら、90点以上を連発、さらに95点以上も取れるようになりました。

みなさんも点数を取るコツを知り、カラオケで高得点を狙えるように、よりカラオケを楽しめるようにしていきましょう。

1・歌が上手いのに点数が取れないのは、音程とリズムが原因

カラオケの採点に大きく関わってくるのが

『音程』と『リズム』です。

カラオケは「ガイドメロディ」と呼ばれるリードボーカルのメロディとマイクで拾った音からメロディとリズムを比べて点数を出しています。

ここで、正確な音程と安定したリズムを取ることができれば、高得点を出すことができます。

ただ、正確な音程と安定したリズムだけではどこか深みのない歌になってしまいますよね。

そこで、歌が上手い人は音程とリズムに加えて表現力を豊かにして歌うことで、その場で聞く人の感情を動かすことができ、聞く人は歌が上手いと感じてくれます。

ですが、採点する機械はそこに重きを置いていません。

歌において、表現力は大事ですが、

機械は主に音程とリズムに重きを置いて判定をしています。

いくら感情を出して歌ったとしてもガイドメロディから外れた音程とリズムだと判定されてしまうので点数を上げることができません。

これこそが、歌が上手くても点数が上がらない理由であり、

『歌が上手い≠カラオケが上手い』

ということになります。

個性を丸出しにした歌い方では、機械は歌が上手いと判定してくれません。

では、点数を取るためにはどの部分に注意して歌えばいいのでしょうか。

2・カラオケ採点で高得点を取るための4つのポイント

それでは、カラオケで90点以上を出すためにはどこに気をつけたらいいか。そのポイントを5つ紹介していきます。

①音程

音程は採点する上で優先されるポイントとなります。

カラオケでは原曲に限りなく近い音程で歌うことができれば、高得点を取ることができます。

点数が低くなってしまう人は、無駄にアレンジを入れてしまって音程を外してしまいがちです。

原曲のメロディを忠実に歌うように心がけましょう。

僕個人の意見ですが、普段曲を聴くときより、カラオケだとキーが気持ち高く聞こえてくるイメージです。

ですので気持ちキーを高く、普段より気持ち高めに歌うことで音程バーに沿って歌うことができます。

②抑揚

声の強弱がはっきりしていないと、機械は抑揚がないと判定をしていまいます。

AメロBメロでは抑えて歌い、サビで盛り上げて歌うといったメリハリをつけて歌うことで高得点につながります。

たとえば、

  • 声の強弱をつける
  • マイクを離したり近づけたりで強弱をつける

といったことを試してみるのも一つの手です。

③テクニック

採点ゲームにはテクニックを判定する項目があります。

  • しゃくり :本来の音程にずり上げる
  • こぶし  :音を上下に素早く震わす
  • フォール :音を滑らかに下げる方法
  • ビブラート:一定の速さで音を揺らす

といった加点項目があります。この加点項目をうまく活用することで採点にプラスとなります。

逆にテクニックを多用しすぎたり、必要ない箇所で使用してしまうと減点されてしまうので注意が必要です。

僕は無駄に「しゃくり」を多用してしまうと、点数が低い傾向にあると考えています。

「しゃくり」を使いすぎると、音程の部分でマイナスになってしまいますので、使う時は適度に使いましょう。

④ロングトーン・安定性

「ロングトーン」と「安定性」も大事なポイントとなります。

ロングトーンが上手いと、伸びのある歌声だと判断され、さらに「安定性」があると判定されることができるためです。

僕の経験上、ワンフレーズを流れるようにつなげて一息で歌うようにすると、「ロングトーン」「安定性」の部分で点数を稼げることができます。

⑤リズム

カラオケで高得点を取るための最重要ポイントは「リズム」であると僕は考えています。

「リズム」がガイドメロディより遅くなったり速くなったりしてしまうとメロディとズレが生じてしまい、音程に合わせて歌うことができなくなってしまいます。音程は採点に大きく関わってきます。

リズムは音程と密接にリンクしていますので、

リズムをしっかりと正確に取ることでガイドメロディに沿った音程を取ることができます。

音源の音量を上げたり、体を使って曲のリズムを取るなどしてリズムを掴むようにしましょう。

採点の機械に好まれる歌い方を研究することが高得点を取るカギになります。

〜終わりに〜

今回は歌が上手いのにカラオケで高得点が出ない理由、合わせてカラオケで高得点を取るために必要なポイントについて紹介しました。

今回の記事についてまとめますと、

  • 『歌が上手い≠カラオケが上手い』
  • カラオケにおいて、「音程」「リズム」を正確に歌うことが大切
  • 個性を出しても採点には響いてこない
  • 「ロングトーン」「安定性」を特に意識することで点数がUPする
  • 採点の機械に好まれる歌い方をしよう

歌は上手いけど、カラオケで点数が伸びないと悩んでいる方はぜひ今回紹介したポイントを意識してカラオケを楽しんでみてはいかがでしょうか。

ここまで、カラオケで点数を取るためにはどうしたらいいかお話ししてきましたが、

正直、1人でも自分の歌を聴いて歌が上手いといってくれるだけで十分だと思います。

カラオケの点数を競い合うのもカラオケの楽しみでもありますが、採点の機械よりも人の心に響かせることができる方がすごいと思うからです。

ですから、自分の歌声を極めて、人の心に響くような歌を歌えるようにしていきましょう。

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