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今日もたくさんの歌好きで賑わうこの街路でこんな独り言が聞こえてきました。

男性
うーん、高いキーの曲を歌えるのはどうしたら良いんだ…カラオケに行っても自分に合ったキーでしか歌えなくて、原曲キーで歌えたほうがカッコイイ曲も低くしないと歌えないし…キーが高い曲から低い曲まで幅広く歌うにはどうしたら良いんだ!
明らかに独り言とは思えないくらいの感じでお悩みが聞こえてきました笑笑
ですけど大丈夫!!歌えるキーの幅がなくて悩んでるあなた‼︎
この記事を読むことで自分の歌える音域を2オクターブ以上広げることができ、いろんなジャンルを歌えるようになります‼︎
結論、音域にアプローチしたボイストレーニングを行うことで、高いキーから低いキーまで歌えることができます。
今回は『音域』について理解を深め、音域を広げるトレーニング方法を4つ紹介していきます。
僕は学生時代、野球部に所属していました。毎日の練習で大きい声をひたすらだし、声を枯らしていました。その影響で、引退してしばらくは友達とカラオケに行っても、高い声を出すなんて夢のまた夢でした…
その状態が悔しくて、いつかキーが高い曲を歌えるようになりたい!そう思い色々なことを試して今回紹介するトレーニング方法に辿り着きました。意識して声を出すようになってから、以前より苦しくならずに高い声から低い声までスラスラ歌えるようになりました。
声がカスカスだった僕でも音域を広げられた方法ですので、皆さんもぜひ一緒に挑戦してみましょう。
1・出せる音の高さの範囲〜音域〜

『音域』とは出すことのできる音の高さの範囲を表す言葉のこと
別名『声域』とも言われます。一般的に男性の音域は低く、女性の音域は高いとされています。
音域には個人差があるため、男性の中にも女性のような高い声を出すことができる人もいます。

男性は声帯の振動数が女性よりも少ないため、日常会話でも低くなりがちです。低音域の幅が広いことが男性の音域の特徴であります。

女性は中・高音域を中心に会話します。そのため低音域より高音域の幅が広いのが特徴です。
では、自分の音域が平均値より出るのか出ないのか、はたまた平均値くらいなのか。歌が上手くなるために、目指している音域までの差とどれくらいなのかを知っておく必要があります。
2・自分の音域を確かめよう

では、自分の音域を確かめる方法は何なのかをご紹介します。確かめる方法はさまざまありますが、今回は3つほどご紹介します。
①音域チェッカーアプリ

無料のアプリを使うことで、手軽に自分の音域を確かめることができます。
スマホに向かって声を出すだけで、自分の音域を診断してくれるので、すぐに音域を知ることができます。
僕のオススメは『カラオケ診断-UtaPro』というアプリです。
- 音域を測定して分析ができる
- 音声からオススメのカラオケ曲を診断できる
- ボイトレ機能もついていて歌唱力もUP!
- 他にも「音程」や「声の長さ」も分析できる
自分の音域を調べたい方にうってつけのアプリです。
アプリの入手はこちらから↓
②カラオケでチェック

カラオケで音域チェックができるコンテンツを使うことでも確かめることができます。
音域をチェックするコンテンツがないカラオケの場合は『採点機能』でも確かめることができます。声の高さを示す音程バーと鍵盤が表示されるので自分が出せる音域の曲、これ以上は出ない曲を色々試して、調べてみましょう。
③ボイトレ教室にてチェック

ボイストレーニング教室でも、自分の音域を確かめることができます。
自分で音域をチェックするよりもボイストレーナーにチェックしてもらったほうが、より本格的に音域を確かめることができます。
さらに上の音域を出すにはどうしたら良いのか、どこの部分がいけないのかをリアルタイムでアドバイスしてくれるメリットがあるので、より正確に音域をチェックして歌が上手くなりたい人はボイストレーニング教室に通ってみましょう。
では、自分の今の音域がどこまで出るかわかったところで、より幅広く、理想の音域に近づくトレーニングを行なっていきましょう。
3・音域を広げるトレーニング法4選

ではいよいよ、音域を広げるトレーニングを行なって行きましょう。ここではとても効果的なトレーニング方法を4つ紹介していきます。
①腹式呼吸を鍛える
腹式呼吸は歌う時に高音や低音を安定して出すための基本の呼吸法です。
腹式呼吸を鍛えることで
といったメリットがあります。
- 仰向けになる
- 胸とお腹に手を置く
- 鼻から息を吸い、お腹を膨らます
- お腹の空気を抜くように、吸った時の2倍の時間をかけて息を吐く

トレーニングをする際は以下のポイントに注意して行いましょう。
このトレーニングを1日10回〜20回ほど行うのがオススメです。
慣れてきたら今度は座りながら、または立ちながらトレーニングしてみましょう。
②声帯を鍛える
次に紹介するのは、『声帯』を鍛えるトレーニングです。正確には、『声帯の周りの筋肉』を鍛えてあげることで、音域を広げることができます。
声帯を鍛えることで
発声するための筋肉の動きが良くなる
そのため、歌が上手くなるためには誰もが通るトレーニングの一つとなります。

- 「ドレミファソラシド」をメロディーに沿って、だんだんと音を高くしていきながら歌う。
- 今度は逆にだんだんと音を低くしていきながら歌う。
- この時に、音域が高くなるにつれ地声を出すのが辛くなったら裏声に切り替える
この音階練習は定番中の定番ですが、これを行うだけで、高いキーから低いキーまでの音程が安定して出せるようになり、キーの切り替えも上手くなります。
この練習はピアノのアプリを一緒に使ったり、YouTubeなどの音源動画を使って手軽に自宅で練習することができるのでオススメです。
ミックスボイスを覚える
次に『ミックスボイス』と呼ばれる発声方法についてご紹介します。
地声と裏声が混ざったような中間の声のこと
また、「ミドルボイス」とも呼ばれています。
このミックスボイスを習得することはとても難しいです。そしてボイトレを継続している人でも習得するまでに時間がかかります。
ですが『ミックスボイス』をマスターすることで
弱々しく聞こえる裏声で出していた高音域も喉に負担をかけずに力強く声を出すことができるようになります。

- 低い声で「あー」と声を出す
- 低い「あー」から高い「あー」まで繋がるようにゆっくりと声を出す
- 低い声の「あー」になるようにゆっくりと戻す
- ①〜③までを繰り返す
このトレーニングの注意点としては、低い声から高い声になるまでの途中で裏声に切り替わるところがあります。(換声点)その切り替わり部分で一気に裏声にならないように気をつけましょう。
低いところに戻る時も同じで、裏声から地声に一気に切り替わらないようにしていきます。
確認するときは誰かに聞いてもらって、地声から裏声に切り替わっているのがわからないと判断してもらえれば上手くできている証拠です。
また、低い声から高い声に行くまでに地声で張り上げて発声しないように気をつけましょう。
喉を痛めてしまう原因になってしまうし、その歌い方はミックスボイスではないからです。
④ストレッチを行う

歌う前にストレッチを行うことで、体をリラックスさせることができ、音域を広げることができます。
そして喉がダメージを受けてしまうリスクを軽減することができます。
首や表情筋、肩周りをストレッチして上げると効果的です。
ストレッチをして歌うための準備を行うことで、音域を広げる体ができあがり、歌が上手くなります。
〜まとめ〜

今回は歌が上手くなるために、音域を広げるトレーニング方法についてご紹介しました。
本記事のポイントをまとめますと。
自分の理想の声は1日にして手に入れることはできません。一歩ずつ努力を積み重ねていくことでそれが声となり努力が実るというわけです。
今回の記事が皆さんが幅広い音域で歌を歌えるきっかけになれば幸いです。みなさんもぜひ今回紹介したトレーニング法を行なってみてはいかがでしょうか。
さらに本格的に音域を広げて歌が上手くなりたいという方はボイトレ教室に通うことをオススメします。
プロの講師の方に自分の音域を確かめてもらい、アドバイスを受けながら自分に合ったボイストレーニングを受けることができます。
体験レッスンを行なっている教室もありますのでぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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